父からミカン畑を譲り受けました。
4年ぐらいたつでしょうか。
父が高齢ということで世話をまかされたのです。
ところが、何もかもやる気がなくなり、
ミカン畑(タンカン・シークヮーサー)を放置する状態が3年近く続きました。
その光景をみて父は、どう思ったのでしょうか。
ショックだったに違いありません。
草は、背丈以上に伸び、どこにミカン(タンカン・シークヮーサー)の木があるのか
見ることができないほどです。
週末農業の私には、土日しか作業の時間がありません。
しかし、草刈りの作業もせず、放置です。
昨年、一念発起してミカン畑に乗り込みました。
するとミカンの木がぼろぼろで枯れているものがでてきました。
場所によっては、ほとんど枯れていました。
涙がでて止まりません。
自分の愚かさと、畑を見殺しにして、ミカン木を枯らした自分のふがいなさに・・・。
僕以上にやりきれないのが父だと思います。
申し訳なさでいっぱいです。
もうそこから逃げるわけには行きません。
どうにか踏みとどまるしかないのです。
自分の老後も迫っているので、その準備のためにも
ミカン畑を再起させなければなりません。
その決意のスタートから1年がたとうとしています。