琉球新報2018年9月22日掲載

カタリスト琉球は、丸ごと乾燥させた
シークヮーサーを煮て発酵させる独自の製法
「発酵シンジムン製法」で、血流改善に効果が
あるとされる成分ヘスペリジンを使ったサプリメント
「シンジムンの力 発酵シークヮーサー」を開発した。

冷え性に悩む人などへの需要を見込み、
ヘスペリジンの機能性を前面に出して、
販路拡大と付加価値の向上を図る。

かんきつ類の果皮に含まれるヘスペリジンは、
ビタミンPとも呼ばれる。血管を広げる作用が
あるとされ、体を温めるゆず湯や漢方薬、
血管系の疾患に対応する風邪薬にも利用されている。

カタリストは琉球大学と共同開発した加圧加熱法を
使って糖質などを抜き、丸ごと乾燥させ栄養成分を
濃縮した。
サプリの他、粉末にした乾燥シークヮーサーを
カプセルに詰めたシークヮーサー茶の商品も開発した。
今後は調味料など新たな用途を模索し消費拡大を図る。
稲福直専務は「体に良いものを訴求してシークヮーサーの
機能性や価値を高めたい。
技術で勝負し出荷の出口を増やしたい」と語った。

シークヮーサーの生産者にとって、また新しいサプリメントが
開発されたようです。シークヮーサーは本当に素晴らしい栄養素
に富む果実だと思います。
今後ますます、シークヮーサーが研究されて、新しい商品が開発
されることを期待しています。

 

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